祭会社
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高知市では毎年8月9日から8月12日までの4日間、よさこい祭りが開催されています。よさこい祭り(鳴子踊り)は、「鳴子(なるこ)」を持った踊り子たちがよさこい節に合わせて競演場(日曜市で有名な追手筋をはじめ、中央公園、升形など)や帯屋町の繁華街を踊り歩く情熱的なお祭りです。
よさこい祭りの衣装は伝統的な法被・着物から、現代的なコスチュームまで、バラエティに富んでいます。また、昔は“正調”よさこい節が主流だったようですが、最近ではロック調、サンバ調など、各チームがアレンジした現代的な曲調が主流になっています。
県外の方も是非ご覧になり、また参加されることをお勧めします。
今年の高知の夏は雨が多く、特に祭り直前には台風が近づくというコンディションでした。その結果、8月9日に予定されていた花火大会が12日に延期になってしまいました。花火大会のインターネット中継を企画していたスタッフも出鼻をくじかれた格好です。ただ、直前まで激しく降っていた雨もあがり、前夜祭は予定通り開催され、大いに盛りました。
10日・11日の本祭は、曇りベースの空模様で雨が心配されましたが幸い降ることも無く、南国の街にさらに熱気を注いでいました。インターネット中継スタッフもNTT高知支店とRKC高知放送の間を行ったり来たりしながら大忙し。同時に実施したフェニックスによる多地点セッション、始めての試みだった「放課後クラブ」(NTT愛媛支店の協力)の設置、情報キオスクとして利用した日本電算機(株)のi-BOXなど、大勢のスタッフがプロジェクトのために働いていました。
また、NTT DoCoMoの携帯電話によるライブ中継システム・トランスカムを担いだ2チームが高知市内を走り回り、祭りの様子をビビッドに伝えてくれました。
12日は花火大会および後夜祭が開催されました。天候は相変わらず悪く、ときおり雨模様でしたが、後夜祭が開催される頃には幸いあがってくれました。なお、この天候のせいで一部の仕掛け花火にうまく点火できなかったようです。インターネット中継チームはNTT高知の屋上から花火の映像と楽しいトークを世界に流してくれました。
そんな中、私は取材のため追手筋および中央公園に陣取り、写真を撮影しました。以下にその中からピックアップしてご紹介します。